Vol.1 「食」と「健康」を考える


日本人にはその体質に合った食べ物がある
食の質を考えながら足りないものをサプリメントで補う

「サプリメント」というと、人それぞれ色々な解釈があると思います。ある人は万能薬のように捉えていたり、ある人はビタミン剤のことだと思っていた り、またある人はその存在そのものを否定していたり……。でもサプリメントが食品である以上それは当たり前。誰にでも食べ物に好き嫌いがあるのと一緒で す。
私たちサプリメントの開発・販売に携わる者たちでも、それぞれに解釈が違うと思います。苦節を経て完成した製品を我が子のように紹介する者、かたや単なる商売道具としてクールに考えている者と、様々でしょう。
私は大学卒業後、スポーツ関連メーカーに就職。在職中に出会ったサプリメントメーカーの社長に大きな感銘を受け、その方を師事して転職し現在に至ります。
私が心を揺り動かされたのは、サプリメントで叶えることのできる可能性に気づいたこと、それはアスリート(運動競技者)をサポートするサプリメントの開発でした。
アスリートたちは言ってみれば情熱の塊。その情熱がこちらにも伝わってくる。彼らはサプリメントにも大きな期待を寄せてくれていて、私たちはそれにどれ だけ応えられるかにかかっています。この仕事を続ける中で、自分たちがサポートする選手が好成績を出してくれることの嬉しさは、何ものにも代え難いものが あります。
ところで、現在私たちから見て心配な点の1つが「食の軽視」。これは一般的にも言えることですが、スポーツの世界で一流アスリートを目指す人には由々しき事態で、是非改善すべきところです。
アスリートの中でも競技種目によって、摂取する理想のメニューは細かく異なりますが、それ以前に食自体の内容にもっと意識を傾けて欲しいと思います。それにはまず私たちが日本人であるということを再認識することです。
欧米人と比べて我々の体は様々な点で異なります。身長など体格が違うことは一目瞭然ですが、筋肉の質も違います。また腸の長さも日本人は約4m長く、消 化酵素の量も違います。つまり、日本人の体質にそぐわない食事をしていれば、自然と体調を崩すのは当然の結果。よく海外に出向いたアスリートがなかなか本 来の調子が戻らずに好成績を出せない原因は、この食のことが大きく左右しているでしょう。だからまず食習慣を見直すことが大切。カタカナで構成された食べ 物、パン、ステーキ、ハンバーグ、スパゲッティーなどの摂取量を減らし、日本人が本来食べるべきもの、要するに「和食」を意識してメニューを考える。それ で足りないものはサプリメントなどで補うというのが理想的だと思います。
アスリートであれば、勝つための努力に食生活の改善が含まれているのなら、率先して実践することと思いますが、一般の人たちも同様に食習慣は真剣に考え るべきだと思います。特にこれから体が出来ていく子供たち。スポーツをする子供たちの中でも筋肉作りのためにプロテインを多めに飲んでしまうという話もよ く聞きます。これもきちんとした指導のもとで摂取すべきです。たくさん飲んだからそれだけ筋肉がつくという発想は論外ですが、まずは自分の体質にあった種 類、そしてまた競技種目に適した種類など様々ですから、始めにそれを見つけることが大切です。
昔はその季節にしか食べられないものがたくさんありましたが、現代はほとんど一年中、好きなものを食べることができます。これは、趣向を満足させる点で はよかったかもしれませんが、食べ物そのものの力を弱まらせているとも考えられます。現に、食品分析表の三訂と五訂で比較すればその成分力が低下している 食べ物が増えていることがわかります。
食生活を見直す点で、もう一度食べるべきもの、さらに時期、場所までも改めて考えなおしてみることが、本当の意味での健康への近道なのかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です