Vol.56 子供の健康問題……体力や学力にも影響してる!?


20160217

文部科学省が「早寝、早起き、朝ご飯」運動の推進に力を入れている背景には、生活習慣が乱れている子供が増えていることが影響していると言われています。また、生活習慣の乱れは、体力や学力にも影響するということも指摘されています。今回は、健康問題が起こる原因と、子供の健康に気を配ることの大切さについて解説していきます。

健康問題が起こる原因

ケガをしやすい、慢性的に疲れを感じている、無気力、イライラするなど、現代の子供たちが抱えている健康問題は実に多様化しています。その原因として考えられることは何でしょうか。具体的に見ていきましょう。

運動機能の低下

現代の子供たちは、習い事や塾などが忙しくて、遊ぶ時間を確保することができなかったり、安心して思い切り体を動かせる場所が減ってしまったりしたことで、体を動かす機会が少なくなっています。それにより、子供たちの運動機能は、昔の子供と比べて低いことが多いと言われています。また、肥満などの生活習慣病を抱える子供も増えているとされています。

夜更かし

現代の子供の就寝時間は、昔と比べて遅くなっている傾向にあります。子供は充分な睡眠を確保できないと、精神的に不安定になったり、慢性的に疲れがとれなくなったりしやすくなりますし、成長ホルモンの分泌量が減って、身長や骨の成長に影響が出てくる恐れもあります。

朝寝坊

就寝時間が遅い子供は、起床時間も遅くなってしまう傾向にあります。また、良質な睡眠が確保できておらず、朝起きても疲れがとれていなかったり、頭がボーッとしたりしてしまう子供も多いようです。

朝食抜き

就寝時間が遅くなってしまい、朝早くに起きられない。そして、時間がなくて朝食を食べられない……というように、寝る時間が遅くなったことにより、朝食を抜いてしまう子供は多いようです。朝食を食べないと、排便のリズムが崩れたり、体温が上がらずに体がだるく感じたり、脳が活性化されず授業に集中できないというような悪影響も懸念されます。

健康観察の仕方

子供の健康を守るためには、規則正しい生活習慣が不可欠です。早寝早起きは当然のことながら、朝食を食べる、登園登校前に排便を済ます、毎日適度に体を動かす、というようなこともしっかりとできているかどうか、親の責任として把握しておくようにしましょう。

子供が規則正しい生活をするには、就寝時間が近づいたら家の電気を暗くして落ち着かせる環境を作る、朝はカーテンを開けて屋内に太陽の光を取り込む、余裕を持った時間に起こす、朝食はバランスよく食べる、登校前にトイレに行かせるなど、日頃の生活に気を配ることが大切です。週末は、親が率先して外に連れ出して子供と一緒に体を動かす遊びをすると良いでしょう。

子供の健康を守るためにも、家族で子供の健康をしっかりと観察するようにしましょう。必要があれば、生活習慣を改善するようにアドバイスすることも大切です。

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