
市民マラソンブームが火付け役となり、ランニングをする方が増えています。とはいえ、「自分自身が取り組むにはちょっと……」と尻込みしてしまっている方も少なくないでしょう。そこで今回は、あなたが「ランニングを続けてみたい!」と思えるような、ランニングを毎日続けることで得られる効果について、また走るための注意点などについてご紹介していきます。
ランニングを毎日続けることで得られる3つの効果
ランニングを毎日続けることで得られる効果はいくつかありますが、その中でも代表的な3つの効果についてご紹介します。
ダイエット効果が期待できる
ランニングは、ダイエット効果のあるトレーニングだとされています。ダイエットは主に「脂肪燃焼」を必要としますが、脂肪燃焼をするためには「有酸素運動」をするのが効果的だとされています。ランニングは呼吸をしながら長時間続ける「有酸素運動」なので、ダイエット効果が期待できるトレーニングと言えるでしょう。
運動不足が解消される
場所、時間を選ばずにできるランニングは、手軽にできる運動不足を解消する方法のひとつです。ランニングをすることで筋力が付き、有酸素運動で新陳代謝が良くなったり、肩こりや冷え性が軽減されたりする効果が期待できます。また運動して血行が良くなることで、結果として老廃物が溜まりにくくなり、女性の場合は肌ツヤが良くなるかもしれません。
快眠が得られやすくなる
頭が疲れているけど体がそれほど疲れていない状態は、ぐっすりと眠れない要因になることがあります。ランニングによる運動後の適度な疲れは、こうした状態を避け、快眠に繋がる効果が期待できます。 また、ランニングをすると、高揚状態になるホルモンが脳で分泌され、そのホルモンによるリラックス効果も得られるかもしれません。リラックスした状態になることでストレスが解消され、結果としてぐっすりと睡眠ができるようになるでしょう。
どのくらいの時間を走れば良いか?
上記でご紹介したようなランニングによる効果を得るためには、目安として20分以上は走り続けることが必要でしょう。これは、有酸素運動によって脂肪が燃焼され始めるのが、約20分を経過して体と言われているからです。そのため、ランニングをする場合は20分以上の時間とコースを確保してから始めることをおすすめします。
ランニングをする時の注意点
ランニングをするにあたって、走る前と走った後に、気を付けておきたい注意点があります。まず、走る前の注意点は、必ず「準備運動をする」ということ。いきなり走り始めると筋肉を傷めたりする場合があります。体をしっかりと温め、筋肉をほぐすウォーミングアップ運動を行ってから、走り始めるようにしてください。そして、走った後には「アイシング」をするようにしましょう。走った後の筋肉は大きなダメージを受けて、炎症を起こしている可能性があります。この炎症をそのまま放置すると、疲労回復が遅れたり、ケガに繋がったりすることあるので、アイシングをして冷やしてあげることが重要です。アイシングは冷水シャワーでも良いので、走った後には必ず行うように心掛けましょう。
今回は、ランニングを毎日続けることの効果についてご紹介しました。ランニングの効果をきちんと得られるように、そしてケガのないようにしっかりとケアをしながら、走るようにしましょう。